メニュー

尖圭コンジローマについて(原因、感染経路、検査、治療法)

このページでは尖圭コンジローマについてお話ししたいと思います。尖圭コンジローマは性行為感染症の一つです。特徴として陰茎や肛門、膣にできものが出来るため、非常にびっくりして不安になる人も多いようです。また自費診療で診察、検査をしているクリニックも多く、費用が数万円にもなってしまい患者さんの負担になってしまうこともあります。

当院では保険診療内で治療をいたします。尖圭コンジローマは怖い性感染症ではありますが、治療法や治療費などについても説明していきますので、この記事をご一読して安心していただけると幸いです。また、わかりやすいように実際の尖圭コンジローマの症例写真も上げております。閲覧に当たっては不快な気分になる方もいらっしゃるかと思います。ご注意頂けると幸いです。

◆目次◆

1 尖圭コンジローマとは
2 尖圭コンジローマの原因・感染経路
3 尖圭コンジローマの潜伏期間
4 尖圭コンジローマの症状
5 尖圭コンジローマの検査
6 尖圭コンジローマの治療
 6.1 塗り薬
 6.2 電気メスによる切除
 6.3 液体窒素による治療
7 尖圭コンジローマの実際の症例・画像
8 尖圭コンジローマの診療費用

1 尖圭コンジローマとは

尖圭コンジローマとはヒトパピローマウィルスによって引き起こされる性行為感染症です。10代から30代の若い世代に多くみられますがご老人の方でも出来る方はいらっしゃいます。感染すると男性は陰茎や陰嚢、肛門、女性は膣や肛門にトサカのようなカリフラワーのような突起物が複数できます。できもの自体に痛みはないので、目視できない場所に発症するとできものが増殖したり大きくなったりしてそこで初めて気がつく人もいます。

感染力が強く、尖圭コンジローマに感染している人と性行為をすると60%〜80%の確率で感染します。そして、尖圭コンジローマは再発率も非常に高いです。また尖圭コンジローマにかかっている人はHIV感染症にかかりやすいとの報告もあり非常に厄介な性感染症です。
当院では基本的には女性の尖圭コンジローマの診察は行っておりませんので、女性の方は産婦人科で相談してください。

2 尖圭コンジローマの原因・感染経路

尖圭コンジローマの感染経路は基本的に性行為になります。粘膜の接触や傷口から感染します。多くの場合は性行為での性器の摩擦によって感染すると言われてます。男性だと、陰嚢、陰毛部、脚の付け根、陰茎、肛門に見られます。コンドームなどの避妊具を装着していればある程度の感染は防げるのですが、避妊具では覆いきれないこともありますし、避妊具の損傷もあり得ますので、避妊具を装着していたからといって感染しないとは言い切れません。

3 尖圭コンジローマの潜伏期間

尖圭コンジローマの潜伏期間は長く、8ヶ月から1年と言われていますが、早い人は2ヶ月程でも発症する人もいるため定かではありません。発表されている論文では8ヶ月から1年です。平均して3ヶ月との報告もありますがいずれにせよ比較的長い潜伏期間と言えるでしょう。

4 尖圭コンジローマの症状

尖圭コンジローマの症状は男性では陰茎、陰部、陰嚢、肛門に1〜3ミリほどの表面がザラザラとしたイボのようなできものができます。大きくなると鶏のトサカのような形になっていき、複数になってきます。女性も膣周辺や肛門にできます。できものは痛みや痒みがなく膿が出ることもありません。普段の生活で患部が擦れることで気がついたり、最初は小さくてわからなかったのが大きくなったことでようやく気づくということもあります。女性の診察は基本的に当院では行っておりません。女性の場合は婦人科が適した診療科となります。

5尖圭コンジローマの検査

尖圭コンジローマの検査は尿検査や採血検査ではわかりません。
基本的には電気メスで患部を切除し、病理検査に出して顕微鏡で尖圭コンジローマの特徴的な細胞があるかの確認をします。ぬぐい検査もあるのですが、ぬぐい検査では十分な数の細胞を確保することができず判明し難いため、電気メスの切除が一番正確です。

6 尖圭コンジローマの治療

6.1 塗り薬

初めにイミキモドという塗り薬を使います。塗り薬が最も再発率を抑えられるといわれています。
1ヶ月程塗り薬を使用してもイボが小さくならない、改善が見られないという場合には電気メスや液体窒素の治療を考えます。
尖圭コンジローマのヒトパピローマウイルスは完全に殺すことはできず体内に残ることが多いため、陰部からは無くなったとしても、免疫力が低下した時に再発することが多々あります。

6.2 電気メスによる切除

電気メスによる切除は短時間で終えることができて効果のわかりやすい治療です。腫瘍とその周りの皮膚ごと切除するため、当院では腫瘍が固まって数が多い場合や、亀頭にかかっている場合は出血量が増えることから液体窒素をおすすめしています。また、腫瘍が密接している場合は確実に再発するのでその場合も液体窒素をおすすめしています。当院では液体窒素の治療は行っておりませんので必要な場合は処置の可能な病院をご紹介しています。

6.3 液体窒素による治療

2〜3週間に1回の間隔で液体窒素を患部に塗布します。液体窒素で腫瘍を凍らせて少しずつ除去する治療です。電気メスが適用にならなかった方やお薬が効かなかった方に最適な治療方法です。当院では行っておりませんので、必要な方には可能な病院へご紹介いたします。

7 尖圭コンジローマの実際の症例・画像

症例1   30歳の男性

1ヶ月前から陰茎に腫瘍ができてどんどん大きくなって受診されました。当院で薬を使用し2ヶ月程経過し、縮小しなかったため、電気メスを使用して切除しました。その後は再発は見られておりません。

症例1の画像はこちら

症例2   20代の男性

2週間前から徐々に大きくなってくる陰茎のできものに気づいた。腫瘍の大きさ・範囲・場所から電気メスの適用と判断して電気メスで切除。その後再発はありません。

症例2の画像はこちら

8 尖圭コンジローマの診療費用

当院での尖圭コンジローマの診療費用は、お薬のみであれば1000円〜2000円。
電気メスの治療は4000円〜6000円にお薬代となっております。

クラミジア淋菌の検査・治療費用 3000円~4000円
梅毒の検査・治療費用 3000円~4000円
尖圭コンジローマの検査・治療費用 薬治療 1000円~2000円
電気メスによる切除 4000円~6000円
トリコモナスの検査治療費用 3000円~4000円
マイコプラズマ・ウレアプラズマの検査費用 自費検査 9000円

HIV感染症の検査費用

自費検査

4400円
性器ヘルペスの検査・治療費用 3000~5000円
淋病の検査・治療費用 3000~4000円

3割負担のお値段です。診療費用は内容によって多少の前後はあることをご理解ください。(マイコプラズマ、HIV検査のみ自費検査)

以上の検査治療費に薬局でのお薬代がプラスされます。


池袋消化器内科・泌尿器科クリニックは消化器内科と泌尿器科の専門クリニックです。
当院ではプライバシー対策と感染対策を徹底して診療しております。
消化器や泌尿器の病気のことでお悩みの方は当院医師までお尋ね下さい。
池袋駅前でお待ちしております。

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME