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糖尿病の血糖値を下げる水の飲み方5選について

[2023.09.12]

はじめに

2021年に国際糖尿病連合(IDF)が発表した「世界の糖尿病人口」は5億3700万人で、これは成人10人のうち1人が糖尿病であるという驚くべき数字となっています。

さらに2030年までに6億4300万人、2045年までには7億8300万人にまで上昇するというデータが発表されており、世界中で糖尿病人口が増加することが予測される深刻な状況となっています。

糖尿病の治療目標

糖尿病は合併症である細小血管症(網膜症、腎症、神経障害)と大血管症(冠動脈疾患、脳血管障害、末梢動脈疾患)を予防することと、進行を抑えることが何より大切と考えられています。

それにより、糖尿病のない人と変わらない寿命と生活の質(QOL)を目指すことが糖尿病治療の目標とされています。

糖尿病の治療内容

私たち医師は、糖尿病患者様の生活の背景を鑑み、食事療法や運動療法、薬物療法などを組み合わせ、血糖値のコントロールから合併症予防まで、お一人お一人に適した治療を提案していきます。

患者様には糖尿病が生活習慣と深く関連していることを説明し、生活習慣に明らかな問題点がある場合にはその改善に取り組んでいただきます。

そのため、ある程度の生活の制限(摂取カロリー指導、栄養素の構成指導、運動指導)がかかってしまう事は否めません。当院では理事長の伊勢呂も実践して➖9kgの成果をあげているGLP1ダイエットをお勧めしております。詳しくはこちらから

糖尿病治療の補助的かつ簡単な取り組み

もし、普段口にする「水の飲み方」を工夫するだけで血糖値が下がる場合があるとしたら試してみたいですよね。
本日は、「糖尿病の血糖値が下がる水の飲み方5選」を皆様に紹介させていただきたいと思います。

簡単で、今からすぐにでも取り入れることができるものばかりですので、ぜひ参考になさってください。

その① 十分な水分量

水分は1日1.5ℓ以上摂ることをお勧めします。高血糖の状態とは血液中の糖の濃度が高いことを指しますので、十分な水分を摂って血液の量を多くしておけば必然的に血液中の糖の濃度は下がる(薄まる)事になります。

また、高血糖の状態は血管の中の血液がドロドロしてネバついている状態でもありますので、血管が詰まりやすく、様々な合併症を起こしやすくなります。

そのため、十分な水分を摂って血液中の糖の濃度を下げて(薄めて)おく事が大切であり、ひいてはそれが合併症予防にも繋がります。

十分水分を摂っていても血糖値が高い方もいらっしゃいますが、1つの要素として十分な水分を摂るという事が血糖値を下げる事に繋がります。

その② 加糖飲料を摂らない

十分な水分を摂ると言っても、甘い飲み物をたくさん摂るとダイレクトに血糖の上昇に繋がってしまいますので逆効果です。糖尿病の方に限らず、日常的に摂る水分は水、白湯、お茶、ブラックコーヒーなど、無糖でカロリーのないものを摂るように心がけましょう。

人間は全身で約4ℓ〜5ℓの血液量があるのですが、その中に糖分がどのくらいあるかというと、わずか「角砂糖1個分」程度と言われています。参考として、清涼飲料水のアクエリアスは「角砂糖5個分」の糖分が含まれています。

飲んだ分の全ての糖分が血液中に入る訳ではありませんが、血糖を上げないように、自らの意思で飲む物をコントロールする事は出来ますので、加糖飲料をなるべく摂らないように、たまのご褒美くらいにしましょう。

その③ 食前のレモン水

食事の10~15分くらい前にレモンを絞った水(コップ1杯の水にレモン半分を絞る)を飲む事もお勧めです。レモンに含まれているクエン酸には食中、食後の血糖値を抑える作用、食欲を抑える作用があり、京都市立大学のデータでも発表されています。

また、食前に飲む事で空腹感をある程度抑える事もでき、その後の食事の量が自然に減っていくという利点もあります。
レモンにはクエン酸以外にもビタミンCやポリフェノールなどが含まれていますので、美肌効果も期待できますね。

その④ 常温の水を飲む

冷たい水ではなく、温かい水(常温の水)を摂る事も非常にお勧めです。温かい水(常温の水)を摂ると胃腸の働きが良くなる為、消化も良くなり、血糖値の上昇が緩やかになります。

一方で、冷たい水は急激に体を冷やして胃腸の働きが悪くなり、代謝も悪くなってしまうというデメリットがあります。
これらの理由から、今まで述べてきた「十分な水分量」「レモン水」に関しても常温の水にすると更に効果が期待できます。

その⑤ 食事中も水分を摂取する

食後の血糖値の上昇を緩やかにして消化をさらに良くするために、食事やおやつの合間にも常温の水をこまめに摂るようにしましょう。

食事中にあまり水分を摂らない方がいらっしゃいますが、ほんのひと工夫で血糖値が上がるのを防ぐ事ができますので、取り入れてみてはいかがでしょうか。

水分摂取によるその他のメリット

十分な水分(常温水)を摂取する事で血液がサラサラになり、デトックス効果があります。これにより、体の中の老廃物を排出したり、むくみを解消したりする効果が期待できます。

また、水分を十分に摂るため便秘解消作用もありますし、代謝が良くなりダイエット効果なども得られやすくなります。当院では理事長の伊勢呂も実践して➖9kgの成果をあげているGLP1ダイエットをお勧めしております。詳しくはこちらから

まとめ

糖尿病の方の多くは内服治療に加え、食事療法、運動療法などにも取り組まれています。今まで長く続けてきた生活習慣を変える事は、治療の為とはいえ心身ともにストレスを感じる方がほとんどでしょう。
そこで、まずは「ほんの少し生活の工夫をしてみる」というところから始めてみてはいかがでしょうか。

今回お話しした水の飲み方の工夫はストレスを感じることなく、簡単に取り入れる事が可能です。なおかつそれで血糖値を下げる事ができるという研究データもありますので、参考になさってみてはいかがでしょうか。

糖尿病の方だけではなく、まだ発症していない段階の「隠れ糖尿病」の方がこの記事を読み、水の飲み方を少し変更していただく事で、今後加速度的に増えていくと予想されている糖尿病の明るい兆しとなれば幸いです。

当院では理事長の伊勢呂も実践して➖9kgの成果をあげているGLP1ダイエットをお勧めしております。詳しくはこちらから

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